三国競艇場：開設61周年記念 G1北陸艇王決戦まであと5日 [競艇日記]
2015年7月15日からは、17年振りにSGオーシャンカップが開催される「三国競艇場」で、2月25日（水）からは、開設61周年記念 G1北陸艇王決戦がおこなわれます。
今回はこのG1戦の展望を行ってみたいと思います。
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まずは、有力選手を見ていきましょう。
2014年のSGグランプリ（シリーズ戦含む）に福井支部から唯一参戦したのは、土壇場、11月の福岡周年での優勝が功を奏した今垣光太郎です。一方、中島孝平は同月の浜名湖周年・準優勝戦でフライングを犯し選出除外と明暗が分かれました。
ただ、今垣はグランプリ・トライアル1ステージで惨敗でした。地元の正月レースでも優勝を逸したものの、1月の宮島競艇場、GⅠ「宮島チャンピオンカップ」では優勝を飾りました。
本人も「オーシャンカップが三国であるので早く出場権が取れて良かった」と今年は例年以上に気合が入っている様子です。その先には悲願のグランプリ制覇が待つが、まずはこの地元周年2年ぶりの優勝をぜひ実現したいところだ。
その今垣にとって強敵になるのは、前回（2013年6月）ウイナーの田中信一郎、円熟の走りにますます磨きがかかり2月の、びわこ競艇場でのG1近畿地区選手権競走を優勝した太田和美、三国では2013年4月のMB大賞優勝が記憶に新しい松井繁、グレードレースで無冠に終わった昨年から巻き返しを期す湯川浩司らのそうそうたる大阪勢。さらに、昨年のグランプリで完全優勝に王手をかけながら優勝逸し（3着）、悔しさを胸に新しい年を迎えた白井英治は、下関の正月レース優勝で幸先のいい滑り出しをしている。更に2月は、児島競艇場で行われたG1中国地区選手権競走を優勝して乗り込んでくる。
そして、これまた2月の戸田競艇場でG1関東地区選手権競走を優勝、2012年6月の三国周年優勝が記憶に新しい須藤博倫が参戦します。
若手では、昨年はヤングダービー優勝、そしてグランプリ出場と次世代のトップに君臨した桐生順平が出場経験の少ない三国の水面で優勝争いにどこまで食い込めるかにも要注目でしょう。
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なんといっても主役は地元の、今垣光太郎だろう。
昨年はリズムに乗れず予選落ちが続く苦しい時期もあったが、11月の福岡周年では3コースからまくって2年9カ月ぶりのG1優勝。下関チャレンジカップでも準優に進出し、賞金ランキングを13位まで上げて2年ぶり12回目のグランプリ出場を果たした。
年またぎの三国正月戦は1着を量産して予選トップ通過を果たしたが、準優はまさかの3着で優出を逃した。
しかし、宮島競艇場G1宮島チャンピオンカップで優勝を飾りました。
三国競艇場実績は、G1優勝6回を含み通算優勝32回と右に出るものはいない。勝率も8.02と出場選手の中では断トツだ。2000年以降の三国競艇場G1成績は優出11回、優勝5回で、予選落ちは2000年の46周年だけ。目指す先は2大会ぶり3度目の地元周年制覇のみだ。
三国競艇場の水面特性
九頭竜川河口から現在地に1967年に移転した。小高い丘に囲まれた長方形のプール型水面は、淡水で水の流れはない。夏場は日本海からの「海風」が吹き、冬場はシベリア寒気団からの強い北風が吹く。1年を通じてホーム追い風の日が多い。冬場は安定板を装着してレースをするほど水面が荒れる。追い風が吹くこともあって、インが主導権を握るレースが多くなる。
インの強さを支えるのは、レースコースのレイアウトも関係している。スタートライン上のコース幅は62mで、住之江の51mと比較するとかなり広い。アウトからスタートをする選手は、コース幅が広いためなかなか1マークにたどりつかない。その間にインが逃げているというパターンだ。
インが敗れるのは、ターンをした直後に風を受けて流れるケースだ。2、3コースからの差しが決まる。ピットから2マークまで150mと距離があり、コース取りが乱れるようなレースは4、5コースからのまくり差しが決まりやすくなる。いずれにしても6コースは不利。最内を差してバックストレッチで伸ばすしかない。周囲をコンクリート護岸で囲まれている関係で、2マークに引き波が残りやすく、2マークの逆転劇も多い。
モーターとボートは4月に更新するが、冬場はボートの性能にも注意しておきたい。使用期間が長いこと、冬場は乾燥状態が良くないこともあって性能差が出やすい。悪いボートに当たるとモーターのパワーを引き出せない。
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2月25日から開催の三国競艇場「開設61周年記念 G1北陸艇王決戦」に注目してみましょう。
今回はこのG1戦の展望を行ってみたいと思います。
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まずは、有力選手を見ていきましょう。
2014年のSGグランプリ（シリーズ戦含む）に福井支部から唯一参戦したのは、土壇場、11月の福岡周年での優勝が功を奏した今垣光太郎です。一方、中島孝平は同月の浜名湖周年・準優勝戦でフライングを犯し選出除外と明暗が分かれました。
ただ、今垣はグランプリ・トライアル1ステージで惨敗でした。地元の正月レースでも優勝を逸したものの、1月の宮島競艇場、GⅠ「宮島チャンピオンカップ」では優勝を飾りました。
本人も「オーシャンカップが三国であるので早く出場権が取れて良かった」と今年は例年以上に気合が入っている様子です。その先には悲願のグランプリ制覇が待つが、まずはこの地元周年2年ぶりの優勝をぜひ実現したいところだ。
その今垣にとって強敵になるのは、前回（2013年6月）ウイナーの田中信一郎、円熟の走りにますます磨きがかかり2月の、びわこ競艇場でのG1近畿地区選手権競走を優勝した太田和美、三国では2013年4月のMB大賞優勝が記憶に新しい松井繁、グレードレースで無冠に終わった昨年から巻き返しを期す湯川浩司らのそうそうたる大阪勢。さらに、昨年のグランプリで完全優勝に王手をかけながら優勝逸し（3着）、悔しさを胸に新しい年を迎えた白井英治は、下関の正月レース優勝で幸先のいい滑り出しをしている。更に2月は、児島競艇場で行われたG1中国地区選手権競走を優勝して乗り込んでくる。
そして、これまた2月の戸田競艇場でG1関東地区選手権競走を優勝、2012年6月の三国周年優勝が記憶に新しい須藤博倫が参戦します。
若手では、昨年はヤングダービー優勝、そしてグランプリ出場と次世代のトップに君臨した桐生順平が出場経験の少ない三国の水面で優勝争いにどこまで食い込めるかにも要注目でしょう。
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なんといっても主役は地元の、今垣光太郎だろう。
昨年はリズムに乗れず予選落ちが続く苦しい時期もあったが、11月の福岡周年では3コースからまくって2年9カ月ぶりのG1優勝。下関チャレンジカップでも準優に進出し、賞金ランキングを13位まで上げて2年ぶり12回目のグランプリ出場を果たした。
年またぎの三国正月戦は1着を量産して予選トップ通過を果たしたが、準優はまさかの3着で優出を逃した。
しかし、宮島競艇場G1宮島チャンピオンカップで優勝を飾りました。
三国競艇場実績は、G1優勝6回を含み通算優勝32回と右に出るものはいない。勝率も8.02と出場選手の中では断トツだ。2000年以降の三国競艇場G1成績は優出11回、優勝5回で、予選落ちは2000年の46周年だけ。目指す先は2大会ぶり3度目の地元周年制覇のみだ。
三国競艇場の水面特性
九頭竜川河口から現在地に1967年に移転した。小高い丘に囲まれた長方形のプール型水面は、淡水で水の流れはない。夏場は日本海からの「海風」が吹き、冬場はシベリア寒気団からの強い北風が吹く。1年を通じてホーム追い風の日が多い。冬場は安定板を装着してレースをするほど水面が荒れる。追い風が吹くこともあって、インが主導権を握るレースが多くなる。
インの強さを支えるのは、レースコースのレイアウトも関係している。スタートライン上のコース幅は62mで、住之江の51mと比較するとかなり広い。アウトからスタートをする選手は、コース幅が広いためなかなか1マークにたどりつかない。その間にインが逃げているというパターンだ。
インが敗れるのは、ターンをした直後に風を受けて流れるケースだ。2、3コースからの差しが決まる。ピットから2マークまで150mと距離があり、コース取りが乱れるようなレースは4、5コースからのまくり差しが決まりやすくなる。いずれにしても6コースは不利。最内を差してバックストレッチで伸ばすしかない。周囲をコンクリート護岸で囲まれている関係で、2マークに引き波が残りやすく、2マークの逆転劇も多い。
モーターとボートは4月に更新するが、冬場はボートの性能にも注意しておきたい。使用期間が長いこと、冬場は乾燥状態が良くないこともあって性能差が出やすい。悪いボートに当たるとモーターのパワーを引き出せない。
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2月25日から開催の三国競艇場「開設61周年記念 G1北陸艇王決戦」に注目してみましょう。
2015-02-21 12:12
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