非常に珍しい即刻帰郷の出来事！桐生競艇場「第10回アイケイ杯」2日目10R結果

桐生競艇場での、5月第2節は、第10回アイケイ杯と銘打つ4日間のショートシリーズです。今回は準優制となり、予選が2日間のみといつも以上にベスト18争いは熾烈を極めそうなシリーズでした。

今節の主役は、新期適用勝率№1の峰竜太です。地元のゴールデンウィーク戦では準優勝だったものの、今年は一般戦ながら既に優勝4回と勢いは抜群です。昨年のヤングダービー優勝戦でのフライングの為に、一般戦回りを強いられていたが各地の競艇場でさすがの走りを披露しています。

桐生競艇場登場は昨年の雷神杯以来となるが、多彩なハンドルでシリーズを牽引して6戦5勝、2着1本として、本日5月15日の優勝戦はポールポジション1号艇での戦いとなります。


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2015年5月13日予選2日目は予選最終日でしたが、10R予選特賞でめったにお目にかかれない非常に珍しい事象で2選手が即刻帰郷となりました。その10Rを振り返ってみようと思います。

5月13日予選特賞10R結果

枠番　登録番号　選手名　級別　支部　　年齢　　進入　　ST　　着順
1号艇　4033　伊藤　将吉　A1　静　岡　36歳 　　1　　0.19　　3
2号艇　4278　藤岡　俊介　A1　兵　庫　31歳 　　2　　0.14　　転覆失格
3号艇　3643　米田　隆弘　B1　岡　山　42歳 　　3　　0.16　　4
4号艇　4518　大須賀　友　B1　愛　知　28歳 　　4　　0.07　　5
5号艇　3714　梶原　　正　B1　福　岡　40歳 　　5　　0.13　　2
6号艇　4505　島田　賢人　A2　埼　玉　27歳 　　6　　0.09　　1　抜き

　2連単　6-5　24,960円　　3連単　6-5-1　109,310円


レースは枠ナリ3対3の123／456ではじまりました。まず4コースから4号艇大須賀友（愛知）がスタートよくまくりにいきましたが、3号艇米田隆弘（岡山）に止められています。
1マークは先捲りに2号艇の藤岡俊介が出ましたが、4号艇大須賀共々大きく膨れています。

インから1号艇伊藤将吉（静岡）が、1マークを普通に旋回して先行しました。空いた内を差してきた5号艇梶原正（福岡）と6号艇島田賢人（埼玉）が続きました。

バックストレッチは1号艇伊藤・5号艇梶原・6号艇島田の上位隊形で、遅れていた2号艇藤岡がバックストレッチの中間点あたりで、3号艇米田の後方に接触して転覆してしまいました。

1周2マークの旋回は、そのままの1－5－6の隊形で2周目を迎えました。
この2周回1マークで、珍しい事象は起こりました。
トップを走っていた1号艇伊藤、続いて5号艇梶原が旋回前にスローダウンしターンマークを大きく開けて旋回しようとした所へ、3番手を追走していた6号艇島田が角度よくスピードを持って旋回して、2艇を抜き去ったではありませんか！？？
5号艇梶原が慌てたように1号艇伊藤を内から追い抜いて2番手に浮上した2周1マークでした。
バックストレッチの中間点には、2号艇藤岡の転覆事故艇、救助艇があり当然の事、この後の順位に変動は無く6－5－1でのゴールになりました。


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通常レース中に事故が発生した場合は、事故艇の外又内のどちらを通るのかは指示がでます。今回の転覆事故でも外を旋回する指示は出ていましたが、事故発生地点がバックストレッチの中間点という事で1マークは無関係という判断でのペナルティーだったようです。

日本モーターボート競走会　桐生支部の発表は以下の通りです。
●本日（5/13）桐生第10Rの事象について

第10R 1号艇4033伊藤将吉選手、5号艇3714梶原正選手は第2周第1ターンマークにおきまして、事故艇付近ではないにも係わらず、スローダウンし、順位変動を引き起こしたため、競技規程第23条関連事象指導事項違反により、「騒擾（そうじょう）を惹起（じゃっき）する可能性のある航法」のため即刻帰郷の処分としました。


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競艇ファンとしては、1－5－6の舟券を持っいたファンはたまりません。
逆に6－5－1を持っていたファンの方は10万円オーバーの高配当を手にしたわけです。
1・5・6のボックスでしたら高配当に変わり万歳でしょうけど、スッキリしないレースでした。

タグ：珍しい 帰郷