江戸川競艇場：12R優勝戦展望「テレボートカップ・第13回ＪＬＣ杯」

2015年2月24日から行われてきました江戸川競艇場「テレボートカップ・第13回ＪＬＣ杯」は6日目・最終日を迎え、12Rでベスト6による優勝戦が行われます。

この優勝戦の展望を、選手コメントを交えながらおっちゃんが展望してみようと思います。

スポンサーリンク

---

12R第13回JⅬC杯優勝戦

枠番　登録番号　選手名　級別　支部　　年齢　平均ST
1号艇　4063　市橋　卓士　A1　徳　島　35歳　0.15
2号艇　3952　中澤　和志　A2　埼　玉　38歳　0.17
3号艇　4297　山田　哲也　A1　東　京　32歳　0.12
4号艇　4201　佐竹　友樹　A2　埼　玉　32歳　0.18
5号艇　4049　高沖　健太　A1　三　重　34歳　0.20
6号艇　3463　乙津　康志　A2　東　京　47歳　0.17

●1号艇：市橋卓士
「バランスが取れて上位の部類。中でも行き足がいい！全速でＳ行けてないけど、放っても伸び返してくる。そのＳだけが課題で、10～15ぐらいの全速が理想です。」
●2号艇：中澤和志
「感触は変わってない。レースで足はいい方だと思うけど、抜けて出てくほどではない。本体にはパワーある感じ。ペラは確認するけど、そのままで大丈夫そう。」
●3号艇：山田哲也
「（昨12Rは）起こしで鳴いたけど、追いつく気配があった。バランスが取れて、出足を中心にいいと思います。伸びも良く、隠れ40％機の感じ（笑）　Ｓは10ぐらいを全速で行きたいですね！」
●4号艇：佐竹友樹
「ずっと変わらずにいいです。伸びは普通も、行き足・出足・乗り心地がいい。（捲り）一気はないと思うので、乗り心地だけを求めて行きます。Ｓは勘と大体合っています。」
●5号艇：高沖健太
「伸び・回り足・乗り心地と、バランスが取れている。3日目に調整が合って、確信を持って調整できている。ただ、外枠ならバランスを崩してでも、伸びを求めることも考えたい。」
●6号艇：乙津康志
「調整が合ってきて、立ち上がりが大分上向いた。ただ、ターンで漏れる所がある。展示タイムが出ているし、伸びは悪くない。気候で調整を考える。Ｓは頑張って行くよ！」

スポンサーリンク

---

昨日の5日目予選最終日は、前日の強い北風は弱まり、まずまずの良コンディションで予選ラストが争われた。実力者の多くが好枠に組まれたこともあって、配当的には本命サイドの決着が連発しました。3Rと5Rで万舟券が飛び出したが、6R以降は2連単の3ケタ配当が最終レースまで続いた一日となりました。

さて、前日まで予選トップにつけていた中澤和志は、予選ラストの昨8Rも2コースから捲って1着とし、得点率「9.57」で予選をクリアしました。ただ、出走回数のアヤなどもあり、5日目も連勝した市橋が得点率「9.63」で予選を終え、逆転で優勝戦のポールポジション1号艇を手にしました。

同じく昨日の2走を連勝なら自力で優勝戦の1枠が手に入った山田哲也は「2着・2着」という結果で、優勝戦は3号艇になりました。また、前日までのベスト6からは天野晶夫と吉田一郎が脱落し、前日6位タイだった高沖健太とともに、地元の乙津康志が8位からの逆転でファイナルに名乗りを挙げてきました。

スポンサーリンク

---

優勝戦1号艇の市橋は、前節のＧ１（四国地区選）に続く連続優勝を狙う一戦となりました。足の仕上がりに関しては満足そうな表情を浮かべる一方、「今節はスタートが全速で決まってない…」と課題も口にする状況ではあります。

しかも、本日の最終日は、やや強めの「追い風」予報が出ており、より一層スタートが踏み込みづらい条件となりそうです。2号艇中澤と3号艇山田という関東が誇るスタート巧者がすぐ外にいるだけに、江戸川競艇場初優勝へ向けてスタートをどれだけ行けるかが最大のポイントになる事は間違いないでしょう。

一方、地元期待の山田は、予選ラストの昨12Rでインからスタートを逸して2着に敗れるなど、最終決戦を前に不安を残す形となったが、「スタートは景色を掴んでいるし大丈夫。10から1艇身のスタートを全速で行きたい！」とコメント。

このメンバーが相手でも、速攻力は一枚上の山田。内枠の両者が追い風にスタートを躊躇するようだと、センターからの“ヤマテツ捲り”が炸裂する可能性は十分だろう。

また、その山田に大きな期待を寄せるのが、カド位置の佐竹で「展開を突ける“乗り心地だけ”を求めていく」とのこと。山田の仕掛け次第では、この佐竹の浮上が穴となりそうです。
山田の隣という好展開が望めそうな佐竹。展開を突くのに必要な出足も完調域で、差し抜けは一考したいとこです。

舟券予想
　1－3－2、1－4－2、2－1－4、4－2－1

タグ：市橋 優勝 江戸川