新田雄史（三重）屈辱の大逆転負け！！津競艇場：G1「つつじ賞王座決定戦開設63周年記念」優勝戦

眠れない夜であったのではないだろうか！？
ほぼ手中にしていた地元の津競艇場での記念レースの優勝がポロリと零れてしまった新田雄史。屈辱の夜であったのではないでしょうか。
2015年5月17日津競艇場G1「つつじ賞王座決定戦開設63周年記念」の優勝戦は、ファンの脳裏に焼き付いて忘れられないレースになりました。


スポンサーリンク

---

前節も地元の津競艇場のゴールデンウィーク戦に出走した新田雄史は、動かないモーターに焦ったのか無念にもフライングを切ってしまい、今節のG1戦に参戦となりました。

しかしフライングの影響などものともせず初日のドリーム戦5着以外は、オール2連対としシリーズリーダーとして準優勝戦を1着で勝ち上がりました。

優勝戦のポールポジション1号艇を自力で手にした新田雄史さらに2号艇には岡祐臣（三重）、3号艇坂口周（三重）と優勝戦内枠3艇は地元の三重支部勢で独占でした。

G1つつじ賞王座決定戦優勝戦結果

枠番　登録番号　選手名　級別　支部　　年齢　　進入　　ST　　着順
1号艇　4344　新田　雄史　A1　三　重　30歳　　1　　　0.15　　2　　
2号艇　4261　岡　　祐臣　A1　三　重　31歳　　2　　　0.16　　3
3号艇　3984　坂口　　周　A1　三　重　37歳　　3　　　0.27　　5
4号艇　4418　茅原　悠紀　A1　岡　山　27歳　　4　　　0.10　　1　抜き
5号艇　4101　三井所尊春　A1　佐　賀　36歳　　5　　　0.11　　4　
6号艇　3941　池田　浩二　A1　愛　知　37歳　　6　　　0.15　　6

　2連単　4-1　1,130円　　3連単　4-1-2　4.160円


カド4コースから茅原悠紀が勢いよく飛び出しますが、まくりにくる茅原悠紀をけん制して退けた新田雄史が先マイします。
新田雄史はバックストレッチでトップに立つと、続く2マークも先制し独走態勢へ入りました。これで勝敗が決まったかと思われました。誰もが新田雄史の地元でのG1優勝を信じて疑わなかったでしょう。

しかし茅原悠紀が新田雄史にしぶとく食い下がります。猛追する茅原悠紀ですが差は5艇身程度ありました。3周1マークで新田雄史との差を少し縮めると、最終コーナーやや流れたような新田雄史に対し、勢いよく鋭い差しハンドルを入れた茅原悠紀が、最後の直線で新田雄史に並びかけ内から半艇身ほど抜き去りゴールイン。茅原悠紀が見事な大逆転に成功し、つつじ賞王座決定戦初制覇を成し遂げています。
この様に2人の記憶に残る優勝戦が展開されました。


スポンサーリンク

---

大逆転勝ちの茅原悠紀（岡山）のターンは凄いものでした。
しかし、大逆転食らった新田雄史の心中やいかに‥‥
９分９厘掴んでいたG１優勝が、あり得ないような大逆転での敗北に変わりました。優勝を確信しての油断があったとは思えませんが、さぞ悔しさ一杯であった事でしょう。
2013年にはSG笹川賞（現オールスター）を獲った事もある新田雄史、この借りは次節大村競艇場SGオールスターで晴らしたいところでしょう。
5月26日からのSGオールスターを楽しみにしています。
茅原悠紀は凄いが、この屈辱を胸に負けるな新田雄史！


スポンサーリンク

---

タグ：新田 茅原 津競艇