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GⅠ第58回四国地区選手権競走「丸亀競艇場」紹介 [競艇場紹介]

来月からGⅠ戦が各地で実施されます。
今回は各地の地区選手権競走について触れて見ます。
まず第一回目として丸亀競艇場で行われる四国地区選手権競走をみてみましょう。

丸亀競艇場について



競艇ファンの方なら既にみなさんご存知のように、「まるがめブルーナイター」として今や有名なナイターレースを実施しています。

丸亀ブルーナイター.jpg

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ブルーナイター丸亀.jpg

丸亀競艇場四国地区選手権展望




GⅠ第58回四国地区選手権競走は2月10日から15日の6日間によって争われます。舞台は昨年に続き丸亀競艇場で、本来、鳴門競艇場と丸亀競艇場の2場で毎年交互に開催されてきた同タイトルは、順番からいえば今回は鳴門を舞台とするところだった。しかし、鳴門競艇場が耐震工事中で休催期間にあたるため、代替開催として丸亀競艇場で行われることになったのである。優勝戦線を賑わすと思われる顔ぶれをみていきたい。

三嶌誠司、地元香川の総大将、今年は現時点で既に2回の優勝、丸亀競艇場では16回もの優勝回数を誇る実力者です。徳島の市橋卓士、前回当地は昨年の12月で序盤から機力出しに成功して優勝。その後、蒲郡・常滑と立て続けに一般戦を3連覇するなど、シリーズ序盤から優勝戦まで一貫した勝負強さが際立っている。森高一真、一昨年のチャレンジカップ制覇から後、派手な活躍は減っている印象で、地元戦でも昨年は5度出場して優出は1回。しかし、この一度のチャンスをしっかりものにしている点もさることながら、やはり地元を舞台に強豪が揃うとあっては、気迫をみせないわけにいかないであろう。
片岡雅裕も、優勝候補の一人であると同時にシリーズを通して注目したいという意味で挙げたい。今回はA2級でのエントリーとなっているが、そのこと自体が本人にとっての発奮材料となっているようだ。前期の勝負駆けがかなわず、A2級降格となったことがよほどこたえたようで、今期は「勝率8点」を内なる目標として力走を続けている。特に地元・丸亀競艇場では、まず舟足が仕上がらなかったことがない。特に冬場はエッジの効いた回り足に仕上げ、シャープなレースをみせる。1マークで勝ち切れなくても、2マーク勝負で絶妙な旋回から着を上げるシーンが多く、レースの組み立て方も興味深い。
他にも注目したい選手がいます。 瀬尾達也は、第34回のタイトル初戴冠から実に5回のタイトル獲得。スタート力はいうまでもなく健在だし、タイトルとの相性度からも今回6度目の優勝があっても不思議はない。 林 美憲は第53回大会を制している。現在A2級に甘んじているが、冬場に入ってから一般戦での優出、優勝が目立ってきている。今回は記念レースとはいえ準地元水面であり、メンバーも手の内の知れた相手とあって近況の優出実績は十分に評価できる。 秋山広一は第45回・49回と、いずれも丸亀競艇場で開催の大会を2度制覇している。近況は特に際立つ活躍こそないものの、常に安定した成績を残しているだけに今回も好モーターを手にすれば活躍が期待できるであろう。 中岡正彦は、同期の秋山広一と同様、常に安定した成績を残し好モーターを引けば容赦なく勝ち星を並べてくる。ピット離れで出る調整とレース足が両立する仕上がりとなった場合、コースもガンガン取ってくるだけに、レースを面白くする存在でもある。 重成一人は第51回大会を制している。舟足の仕上げ方もレースの組み立ても、しっかり論理的に積み上げてくる。そこそこのモーターを手にすれば、十分に優勝戦線に絡んでくる。 福田雅一は近況際立つ活躍にやや欠ける印象だが、地元戦は人気に応える走りをみせる。このタイトルは第55回・56回と連覇している好相性でもあり、多彩なレース内容からV戦線を賑わしてくるか。 興津 藍は昨年覇者。前回も丸亀競艇場という舞台で、地元勢を相手に最後まで勝ち切った。昨年のその後の当地戦は一息だが、過去の当地実績をみるといずれも冬場に好成績を残している。当然、真冬の今回もチャンスは十分だ。
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四国地区には魅力的な女子選手が豊富だ。 今回は女子選手として山川美由紀、新田芳美、岩崎芳美、岸恵子、平高奈菜と5名がエントリーしている。 山川美由紀は、女子の中でも唯一このタイトルを制している存在だ。これは1999年と古い実績ではあるが、42年ぶりに女子選手が記念制覇という快挙を残したタイトルとあって、思い入れは人並み以上だろう。また、現状にしても昨年末の住之江では、「クイーンズクライマックスシリーズ戦」を優勝戦2着と結果を残している。あのシリーズの内容をみる限り、当時の強さや輝きが、再びみられてきた印象だ。 下関での「レディースチャレンジカップ」を制した岸恵子は、気負わずひょうひょうとレースに臨むスタイルが好結果に出ている。こういう「いい流れ」にある選手は、さらにひょうひょうと大仕事をやってのけることがあるものです。今回の岸恵子にしても、優勝に絡む可能性は決して低くはないと思えます。そして男女混合戦を制した平高奈菜は年末のGⅠクイーンズクライマックス準優勝で一回りも二回りも成長したように思えます。 この他、いずれも魅力的な走りができる女性レーサーばかりが揃っただけに、シリーズに華を添えるだけの存在ではなく、しっかりシリーズの中心で盛り上げてくれるだろう。

「四国地区選手権」はB1級選手も参加できるという点で、他の地区ダービーとは違う点があります。B1級選手がA級選手に勝つことは、全国どこにでもみられることだし、こと「四国地区選手権」においては、B1級選手にとっても走り慣れた水面であるし、格上とはいえ相手の手の内も知っている。また、地元か準地元という相手ばかりであれば、かえって遠慮なく果敢に攻めてもいける事から、今回もB1級選手がA級選手を倒し、レースを沸かせるシーンは何度となくみられるのではないだろうか。


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丸亀競艇場水面特性について




丸亀水面の冬場といえば、白波の立つような水面に安定板をつけて走るイメージが強いかもしれない。確かに、12月初旬から強い向かい風が吹き出し、年が明けて1月末までの間は、安定板を使用する機会が1年のうちでも最も多い。しかし、2月に入ると状況は変わってくる。風は穏やかに静まり、風向きはコロコロと変わりだす。

実際の統計でみてみたい。風速・風向について、昨年と一昨年の「2月」に限定してデータを取ってみると、非常にわかりやすい次のような傾向が出ています。

 ● 向風1~3メートル … 45%
 ● 追風1~3メートル … 20%
 ● 横風1~3メートル … 15%
あらゆる風向と風速を調査したところの資料によると、向かいも追いも横も、いずれも風速3メートル以内に集中していた。そこで、1~3メートルに区分してまとめてみると、あらゆる風向・風速の全体に対して、上記の通りの区分がくっきりと出た。要するに、「四国地区選手権」が行われる時期というのは、微風ながら風向きがコロコロと変わりやすいということを頭に入れておくべきだろう。
さて、風向きが変わりやすいとはいっても、3メートル以下ならレースへの影響は小さいなどと短絡的に考えてはいけないだろう。コース傾向や決まり手には大きな影響がないにしても、選手自身たちのスタートに対するスタンスが変わってくる。選手たちにとって、スタート時の風は非常に神経を使うものである。実際、レースを終えてピットに揚がってきた選手たちが、何より真っ先に口にするのはスタートについてだ。「本番は急に追い風になって」とか、「向かい風だと思ってかぶっていった」とか、まずはお互いのスタートについて話題にするシーンは一般的だ。その意味で、風向きが変わりやすい2月というのは、選手たちがスタート時に非常に神経を使う時期といえる。だからこうだと、ここでは具体的な舟券作戦へのアプローチはできないし、そもそも変わりやすい風について定説を強引に押し立てたところで、かえって不自然だろう。むしろ、この時期の風については柔軟に、特に今シリーズの期間は細かくチェックし、それによって各選手がどうスタートに向き合うのか、どうレースが変わるのか、そうしたことを予想する材料としたい。また、追い風になった途端にインが強くなったとか、向かい風が吹き出したらマクリが決まり出したとか、そうした何個レースかだけの傾向は発見できるかもしれない。いずれにしても、この時期は風向きの変わり目を見逃さないようにして、予想の参考材料とするといいだろう。

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激戦が展開される丸亀競艇場ブルーナイター「GⅠ四国地区選手権」をお楽しみ下さい。
タグ:四国 優勝 香川
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