江戸川競艇場「愛知支部大挙参戦！第３９回東京中日スポーツ杯」優勝戦展望

2015年5月30日から開催されてきた江戸川競艇場は、「愛知支部大挙参戦！第39回東京中日スポーツ杯」の最終日を迎え12Rで優勝戦が行われます。

2つの準優勝戦と同じ枠・同じメンバーで争われた6Rと7Rの同枠戦。初めての実施となった前節では、前半と後半で全く違う結果となったが、今回は4つのレース全てがイン逃げで決着。伊藤誠二＆原田秀弥の1枠両者が逃げ連発を決め、人気に応える走りを見せた。

ただ、勝ち星を挙げた選手は同じでも、2・3着争いはガラリと異なる結果となり、前半レースで舟券に絡んだ選手のうち、優出を果たしたのは飯山泰だけだった。


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6月4日12R優勝戦メンバー

枠番　登録番号　選手名　級別　支部　　年齢
1号艇　3713　伊藤　誠二　A1　愛　知　40歳
2号艇　3963　原田　秀弥　A1　大　阪　36歳
3号艇　4483　北野　輝季　A1　愛　知　26歳
4号艇　3482　金子　猛志　B1　群　馬　44歳
5号艇　3940　飯山　　泰　A1　東　京　37歳
6号艇　4064　原田　篤志　A1　山　口　35歳



選手コメント
●1号艇：伊藤誠二
「昨日の前半は回ってなくてチルトを＋05にしたら、ターンしてから良かった。行き足は飯山の方がいいけど、そこから先は自分の方が良くて、先に回れば持つ足だね！Ｓは全速の10を目標に。」

●2号艇：原田秀弥
「回転が合えばいい感じで、準優は押してた。かかりが良く直線も伸びられないけど、回転不足だとまるで違うエンジンのような感じになるので、そこをしっかり合わせたい。Ｓは追い潮の方がしやすいです。」

●3号艇：北野輝季
「調整は少し外れたけど、外れてても感触はいいです。舟が向くし、押しもあってロスなく前へ進む。回す調整の方が行き足も良くて、問題ない足。Ｓはスローの方がしやすいですね！」

●4号艇：金子猛志
「乗り心地だけの感じで、舟足的にはいい人と競った時の直線で分が悪い。ただ、乗り心地や舟の向きは抜群です！出足はいいし、外に叩かれないように差せれば…。」

●5号艇：飯山　泰
「行き足は（伊藤）誠二さんよりも良く、ピストンを入れ替えて上向いた。でも、その後に伸び返されましたね。Ｓの足は他と同じぐらいあるけど、出足が重く波を越えられず…。この機では自信ないです。Ｓは勘と合ってきました。」

●6号艇：原田篤志
「直線で下がらないし、出足はしっかりしています。ただ、転覆の影響でメンタルの部分が…。準優も大事に乗りすぎて、キャビってましたね。最後は、捲り差しをイメージして調整します！」

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優勝戦のポールポジション1号艇は、昨7Rの同枠戦で通算“1500勝”を達成した伊藤がゲット。仕上がりに関して「差はない」という前置きはあったものの、「いい部類で、先に回れれば持つ足」と文句なしの様子。
今節は3日目にも通算“1000回目の2着”をマークするなど、何かと話題を提供してきた伊藤だが、最後もきっちり勝って、このメモリアルなシリーズを締めたいところです。

一方、打倒・伊藤を狙う他の面々だが、仕上がりの良さに自信を持っているのは北野で、「調整が外れてもいい足で、舟が向くし押しもある」の談話。4月には、優勝戦の1枠を手にしながら2着に敗れ悔しい思いをしたが、リベンジに向けて足元は万全とみて良さそう。

また、「調整が合えばいい足」と話すのは原田秀。今節は安定板の装着や高湿度など、回転が上がらぬ状況での調整に苦労していたが、昨日の雨が上がった中で行われた準優後は「前半とは全然違っていい足だった！」とニッコリ。本日は好天＆微風の予報だけに、調整がバッチリ合う可能性も高く、好勝負は必至だ。

「乗り心地は抜群！」と話す金子と、「出足はしっかりしている」という原田篤も、展開さえあれば舟券絡みは十分に可能とみるが、「このエンジンでは自信がない…」と浮かぬ表情なのが地元の飯山で、こちらは優勝戦の時間までパワーアップを目指して、忙しく調整作業が続くことになりそうだ。

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舟券予想
　1-2-5、1-2-6、1-3-2

タグ：江戸川 優勝戦